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#2181 ふた月ほど使用して
GRWを使い始めてから、かれこれ2ヶ月になります。
撮像素子とレンズが新設計のものになり、フォーカスも手直しがされて、
画質が向上をしましたが、そこはGRVでも満足ができていたので、
大きく進化をしているという印象は、あまり受けません。
その一方で、画像モニターはまだあと一歩の感じで、
次回の新製品では、もう少し反応がよくなると嬉しいです。
前後のダイヤルの形状が微妙に変わり、いままでよりも回しやすくなり、
意外に使いにくくて、動作が不安定なコントロールリングに代わり、
シーソー式の露出補正ボタンが復活をして、操作性はよくなりました。
撮影地 : 東京都 秋葉原
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#2182 太陽と青空
横浜に初めて入港をしたクルーズ船は、今年は全部で14隻で、
その最後を飾るのが、このノルウェージャン サンです。
舳先から側面にかけて、美しいペイントが施されているので、
頭が陸地側で着岸をしてくれれば、いろいろな場所から写せたのに、
この向きでは撮影できる角度が限られてしまい、やや残念です。
嵐の前触れのような雨雲が、空の半分を覆い隠していたのが、
ほんの1時間ほどで、マジックみたいにすべて消えました。
太陽のイラストには、やはり快晴の青空が似合います。

撮影地 : 神奈川県 馬車道
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#2183 どうしたものか
ついにクマが街の中心部にも現れて、人的被害が拡大をしています。
もしかすると棲息数が増えていて、さらに今年は木の実が大凶作のため、
お腹が空きすぎて、気持ちも荒れているのかもしれません。
自衛隊に続いて、テロリスト対策の警察機動隊も派遣されるようです。
野生動物を相手にするとは、いままで想定をしたことがないと思います。
海岸の番屋に近づいて来たヒグマが、帰れと漁師さんに一喝されると、
後ずさりをしながら森へ戻る様子を、かつてテレビで放送していました。
こちらが強気でいると、さすがにたじろぐのかもしれません。

撮影地 : 東京都 渋谷
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#2184 これから寒くなるのに
渋谷のスクランブル交差点の近くで、街路樹の観察をしていたら、
11月中旬だというのに、羽化をしたばかりのアオスジアゲハがいます。
通常であれば、10月くらいに蛹になるものは、
そのままの姿で冬を過ごして、来年の春に蝶に変身をするはずですが、
気温の高さと都会の暖かさに誘われたのか、もう出てきてしまいました。
いまの時期は仲間がいなくて、花もほとんど咲いていません。
数多くの難関を乗り越えて、ようやくここまでたどり着いたのに、
まるで活躍ができずに終わりそうで、残念なことです。

撮影地 : 東京都 渋谷
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#2185 ビッグタケ モニュメント
サッカーの久保建英選手の像が、道玄坂に設置されています。
来年から採用される、日本代表の新しいユニフォームを発表するために、
11月16日までの10日間、アディダスが実施をしたものです。
ここだけでは勿体ないので、またどこかで使うのかもしれません。
高さは4メートル以上と、巨大でかなり目立つので、
通りかかる人の多くが、足を止めて撮影をしています。
自分は少し離れて、道の反対側でカメラを構えて、
交差点の様子をぶらすために、シャッター速度は8分の1秒です。
手ぶれ補正のおかげで、手持ちでも綺麗に撮れました。

撮影地 : 東京都 渋谷
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#2186 色彩遠近法
このあたりでは、聖橋の上から撮るポイントが知られていますが、
外堀通りに下りて、やや低いところで写してみました。
奥を走るJRの車両の側面が、よりよく見えることで、
東京メトロと交差をする様子が、強調される感じがします。
手前の丸ノ内線の赤から中央線のオレンジ、そして総武線の黄へと、
徐々に色が薄まり、なんとなく色彩遠近法のようです。
要素が多い情景は、晴れると影が煩雑になりがちなので、
薄曇りのほうが、個人的には撮影日和かもしれません。

撮影地 : 東京都 御茶ノ水
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#2187 神田川の終点
♯2186で、東京メトロの下に見えている神田川は、
武蔵野三大湧水池のひとつ、井の頭池が源流となり、
同じく善福寺池から流れ出す善福寺川と、中野区で合流をして、
この写真にある柳橋で、隅田川につながります。
水道橋駅の近くで、日本橋川とふたつに分かれるので、
最終的な水量や川幅は、意外にこぢんまりとした感じです。
曳舟がはしけを引きながら、海へと向かうようです。
廃棄物を運ぶ水路として、いまでも川は利用されていて、
橋の奥のほうには、屋形船の乗り場があります。

撮影地 : 東京都 浅草橋
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#2188 これからの写真は
映画「A.I.」が公開されたのは、いつのことだろうと思い、
調べてみると、さほど古くはなくて2001年です。
それから最近まで、人工知能とはほとんど無縁の生活でしたが、
このところ急激かつ急速に、日常に浸透をしてきています。
旅の記録として撮り始めて、基本的なスタイルはいまも変わらないので、
自分の場合は、AIのお世話にならなさそうですが、
クリエイティブな作風の人には、役に立つツールかもしれません。
カメラという機械が介在をするのが、写真が他のアートと違うところで、
そこにさらに生成AIが加わると、今後どうなるのか気になります。

撮影地 : 東京都 両国
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#2189 不思議な空気感
お墓参りの帰りに、よく月江寺駅から下吉田駅まで歩きます。
以前は人通りが少なくて、やや閑散としていましたが、
昔ながらの商店街の向こうに、富士山が見える場所ということで、
外国から多くの観光客が訪れて、いまはかなりの賑わいです。
本町二丁目の交差点は、有名すぎるフォトスポットかもしれません。
シャッターが下りたままの建物が、現代風にリノベーションされて、
あちらこちらに、インバウンド向けの店舗ができています。
消えゆくものがあるのと同時に、新しい誕生もあり、
陰と陽が混在をしている、独特な雰囲気がするエリアです。

撮影地 : 山梨県 月江寺
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#2190 あちらもこちらも
昨年の暮れに、右肩が痛くて腕が上がらなくなりました。
カメラバッグも、そろりそろりと背負います。
自分なりの勝手な診察では、どうやら五十肩なのですが、
いまの年齢を考えれば、六十肩と呼ぶべきかもしれません。
絶対的な治療法がなくて、1年ほどで自然治癒をすることも多いそうで、
だましだまし生活をしていたら、なんとか半年で治りました。
ほどなく時間差で左肩も発症をしたものの、こちらは軽傷のようで、
3ヶ月くらいで気にならなくなり、やれやれとひと安心です。

撮影地 : 東京都 練馬
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