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#2341 命を繋いで
昨年の気象といえば、夏の猛暑の記憶が鮮烈ですが、
冬の寒さも、なかなかなものでした。
エノキの幼木に、アカボシゴマダラの幼虫が2匹いて、
最初の寒波は、なんとか乗り越えたものの、
二度目は厳しくて、どちらも姿を消してしまいました。
無事に羽化できたものを、この春はほとんど見かけなくて、
最も数が多くなるはずのいまの時期でも、少ない感じがします。
自然界で命を繋いでいくのは、やはり大変なことのようです。

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#2342 暑さが和らぐ頃
もうじき二十四節気の処暑で、暑さが和らぐ頃とされています。
確かに、ここしばらくは猛暑日がありません。
遠慮はいらないので、このままずんずん秋へと進んで欲しいものです。
池のほとりでは、ノカンゾウが咲いていました。
切り花として室内で撮影すれば、ある程度のライティングが可能ですが、
自然の状態では、なかなか思うようにはなりません。
夕方5時の低い光が、綺麗に射しています。
背景を暗く落とせる場所で、立ち姿が美しい株を撮りました。

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#2343 あまりにも雑です
本来であれば、夜に羽化をするはずのアブラゼミの幼虫が、
白昼堂々と、まる見えの状態で歩いていました。
土の中で過ごす期間は、かつては7年とされていたのが、
現在では、3年から5年が通説のようです。
どちらにせよ、長い年月を暗闇で暮らしてきて、
ようやく地上に出たというのに、あまりにも生き方が雑な気がします。
すぐ近くで、カラスが食べたそうに眺めているので、
体が完全に抜けるのを待ち、木の陰に移してあげました。

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#2344 スイーツ
ヤブガラシは、蔓を出しながらどんどん伸びて、
その勢いが他の植物を枯らすほどだというのが、名前の由来です。
お金がなくて、手入れが不十分な家でよく生えると、
まことしやかに囁かれて、ビンボウカズラとも呼ばれています。
花の直径は5ミリほどしかありませんが、かなり美味しいらしく、
大型のアゲハチョウから、スズメバチやアシナガバチ、
ちいさなコバエやアリなど、さまざまな昆虫が集まります。
ナミテントウは、アブラムシを好む肉食性ですが、
デザートのつもりなのか、蜜を舐めに来ていました。

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#2345 ネズミよりも長いかも
工事現場のネットフェンスに、ニホンカナヘビがいます。
トカゲに比べると、フレンドリーな性格で、
隙間から顔を出して、写真撮影に応じてくれました。
なぜこのような場所にいるのか、定かではないですが、
美味しそうな虫を探しながら、巡回中なのかもしれません。
体の平衡を保つための尻尾は、全長の3分の2もあり、
この子はそれ以上で、かなり長いほうだと思います。
人間のお尻にもついていれば、何かと便利そうですが、
電車に乗る時にドアに挟まれて、邪魔なだけかもしれません。

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#2346 お見事です
エノキの幼木が、葉を食べ尽くされています。
斜めに突き出しているのは、よく見ると枝ではなくて、
フタナミトビヒメエダシャクという、長い名前の蛾の幼虫です。
体長は3センチくらいと、それほど大きくはなくて、
これほど上手に擬態をしていると、なかなか気づかれず、
アリが間違えて歩いたりしますが、微動だにしません。
尺取り虫の特徴である2対4本の腹脚と尾脚で、体を固定しています。
直立した姿勢を保ち続けられるとは、腹筋もかなり強そうです。

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#2347 まさかこの後で
ウチワヤンマが、産卵をする場所を探しながら、
水面から30センチほどのところで、ホバリングをしていました。
この直後に、カイツブリが水中から垂直に飛び出して、
ものの見事に、パクッと捕らえてしまいました。
まるで、ジョーズのワンシーンのようです。
下から襲われるとは、トンボも想定外だと思います。
食べやすいサイズの魚が、池にたくさんいるはずですが、
たまには違う味のものを、口にしたいのかもしれません。

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#2348 驟雨の前に
コスモスというと、優しいピンク系の花で、
晩夏に咲き始めて、いかにも秋桜という雰囲気ですが、
同じ仲間のキバナコスモスは、橙や黄などの派手な色で、
開花時期もやや早くて、夏の残暑を感じます。
このところ大気が不安定で、一日のうちで天気がよく変わります。
撮影をしていたら、ぽつりぽつりと落ちてきて、
たちまちのうちに、傘が役に立たないほど激しくなりました。
突然の雨になることは、昔からあるものの、
最近の降り方は、それとはやや違うようです。

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#2349 ちいさなネッシー
8月の猛暑日は8回で、昨年の22回に比べて減りました。
空に手を合わせて、ありがとうございますと言いたいところですが、
すでに7月に11回も記録をして、合計では19回になります。
数年前までは、年間を通じてわずか5回くらいなので、
今年の夏も暑くて、温暖化は着実に進んでいるのかもしれません。
目と鼻先を水の上に出しながら、スッポンが悠然と泳いでいます。
陸上で甲羅干しをすると、日射しが強くて焼き亀になりかねないので、
水面を漂うことで、簡易的に日光浴をしているのかもしれません。
少し離れて見ると、ちいさなネッシーみたいです。

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#2350 汗を掻きながら
30℃を超えても、ただ歩くだけならば大丈夫ですが、
カメラのファインダーを覗くと、じわじわと汗が滲み出します。
特にマクロ撮影で、時間をかけてピントやアングルを決めていると、
ぽたぽたと、額からしたたり落ちてきます。
写真を撮るために動かすのは、ほんの指先だけなのに、
思考回路を働かせると、カロリーを大量に消費するのかもしれません。
アカスジカメムシは、派手な色のストライプが特徴で、
ウイキョウの花にいると、さらにコントラストが際立ちます。

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